3連休2日目、準決勝。
今日もベイマリは後攻。1回表を0点に抑え今日も4番の一振り(右中間3塁打)で初回に1点先制!!しかし、その後2回、3回、4回と全て先頭打者を出すが得点に繋がらず。一方の守りは、5回まで4-3-3-4-3人で片づけ危なげない内容。淡々と試合は進み、5回を終えて0-1のわずかなリード。昨日同様の試合展開、全く安心できない。すると6回表、初めてランナーを2人抱えた2アウト1,3塁でバッターは相手の4番。
ボムッ!!
ビヨンドから放たれた痛烈なライナーが右中間を突き抜けていく。ランナーが2人返り逆転を許す。
ベイマリに残された回は2回、追いつくぞ・・・。
するとすぐさま反撃!!レフトオーバーの2塁打とフォアボールで1アウト1,2塁のチャンス。ここで昨日サヨナラヒットを放っている、恐怖の7番。
ビシッ!!
見事、レフト前に弾き返す。そして2塁ランナーは3塁を回り一気にホームへ!!
タイミングは微妙だ!!ランナーとキャッチャーが激突!!(タックルではなく、回り込もうとしたランナーと逸れたボールを捕りに行ったキャッチャーが衝突)
セェ~~~~フ!!!!!!
ナイスラン!!まずは同点だ!!でも怪我するんじゃないぞー。
1アウト2,3塁。さぁ、一気に逆転だ!!
1-1からの3球目、スクイズだーーーー!!
失敗。。。ファールボール。
バッターこそ違えど、昨日も見たぞこんな場面。昨日同様打ち直しでランナーを返せるか。
2ボール2ストライクからの5球目、相手の意表を突く3バントスクイズだ!!
しかし、不幸にもピッチャーの投げたボールは高めにすっぽ抜け(恐らく)、バットに当たらずキャッチャーミットに納まってしまった!!3塁ランナーは挟まれ、逃げ切れずにタッチアウト。ダブルプレーで同点止まり。
7回、3者凡退に抑えたがベイマリも得点を奪えず、特別延長(1アウト満塁から開始)に突入。
相手は1番からの好打順。先頭打者にレフトフライを打たれタッチアップで1点を奪われる。オーケーオーケー、1点なら許容範囲だ。続く2番、内野ゴロに打ち取ったかと思ったが、ランナーが気になったかボールが手に付かず2アウト満塁。オーケーオーケー、次を抑えれば同じこと。続く3番。
ボムッ!!
ビヨンド音を残し、打球はセンター前に弾き返されていった。
うっ・・・
2人目は返さんと返球を焦ったのか、、微妙にイレギュラーしたのか、、高洲球場の魔物が降臨したのか、、打球はセンターのグラブをすり抜け、転々とフェンスに向け転がって行く。後続を抑え6-2。
4点差を追って1アウト満塁、打順は4番から、ベイマリの意地を見せようじゃないか。
カンッ!!
打球はセカンド後方に上がっていく、長打を警戒し外野手は深い。お願いだ、オ・チ・テ・ク・レ・・・。
パスッ!!
うぅぅぅ、高洲球場の魔物さん、出てきてくれよ(昨日は同じ打球で出てきてくれた)。
さぁ、2アウト満塁。終わるなーーー!!繋げーーー!!
ブンッ!! カシュッ!! シュルシュルシュルーー!!!!
バット先端でかすめた白球が、恐ろしいスピン回転をしながら何か生き物かのようにクネクネと1,2塁間へ進んでいく。その不気味さに恐れをなしたか、相手エラーを誘い2者生還!!サンキュー魔物of高洲球場!!
2アウト2,3塁、一打同点だ。バッターも緊張するだろう、でも守っている方も同じくらい緊張しているはずだ。
ブンッ!!カシュッ!!パスッ!!
バットをかすめたボールは、キャッチャーミットに納まってしまった・・・。
ゲームセット。
関東学童での悔しさを晴らすべく臨んだこの大会、悔しさだけが膨らむ結果となってしまった。
どのチームも強くなっている。どのチームが優勝するかなんて、もう分からないね。打つも守るも1球入魂!! 簡単に扱ってはダメだぞ~。
さぁ1A諸君、残された大会は秋の市内大会だけとなってしまった。
有終の美を飾ろうじゃないか。